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FXと外貨預金の違いその2

世界各国にはその国の通貨がありますが、自分の好きな通貨を用いて投資・運用できる訳ではありません。
何故なら、為替仲介業者の取り扱う通貨の中から投資家は選択して運用することしかできないからです。
大手金融機関で取り扱っている外貨預金の場合は、米ドル、ユーロ、ポンド、オーストラリアドル、カナダドル、といった世界の主要通貨に限定されているものが殆どです。
また、この状態は国内金融機関だけでなく外国の金融機関でも同様の状態と言えます。
何故金融機関が主要な通貨しか扱わないかと言うと、あまり流通しない通貨を取り扱えば、取り扱いに係るコストがかさみ、収益があまり望めないからです。
この点も、外貨預金大きなデメリットとして投資家の不満の原因です。
この点FXでは、外貨預金に比べ通貨ペアの選択の自由度が格段に広いと言えます。
FXなら、先述の主要国の通貨はもちろんのこと、発展著しい新興国の通貨も投資のラインナップに挙げることができます。
これらの新興国は、カントリーリスクもありますが、金利がとても高いことが多いので、投資通貨ペアとしては魅力的です。
このようにFXは外貨預金に比べ通貨の選択の幅が広いのですが、その理由は、FXでは外貨預金の取り扱う金融機関と異なり、FX取り扱い業者は、ただ単純に投資家の注文を取り次ぐ業務に専念しているので、リスクは投資家が負い、FX取り扱い業者は、外貨預金を扱う金融機関と異なりリスクを負担しないからです。
一般的に言って、新興国の金利は日本より高いのですが、この点は注意が必要です。
何故なら、新興国の経済は発展していてもその基礎体力はまだ低いと言えます。
先日も合衆国準備制度理事会(日本の日銀のような組織で金融政策を決定する機関)のバーナンキ議長の発言で新興国に集まっていた資金の一部が引き上げられ、新興国の株価に大きな影響を与えました。
また、新興国では、輸出を促進するために、自国の通貨価値を下げる「平価の切り下げ」が行われる危険もあります。
このように、新興国のマイナーな通貨に投資する際には、主要各国に比べ、投資リスクが大きいことも忘れてはなりません。

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