FXイメージ

レバレッジを効かせるとは

2007年FX取引関して大きな脱税事件が明るみに出ました。
それは、東京在住の主婦が僅か3年間の間に4億円余りFX取引で稼ぎ、その儲けを申告せず、約2億円の脱税を行ったというものでした。
銀行等の金融機関や多額の資金を運用する投資ファンドでもない、一介の素人主婦が何故こんなに多額のお金を稼ぎだしたのでしょうか。
そこに、FXの言う金融商品の特性があります。
「レバレッジ」と言う利益拡大を可能にする取引システムです。
外国為替証拠金取引と訳されるFXは、その名の如く、FX取引会社に投資家が証拠金と呼ばれる担保金を取引口座に預けて、自分の取引したい通貨の売買を行います。
この取引可能額は、各FX取引会社で異なりますが、数年前までは、預けた証拠金の何百倍も自由に設定化可能だったのです。
(現在は25倍までに制限) これをレバレッジ効果と言います。
レバレッジは、てこの原理のことで、証拠金と言う視点で、大きな運用(作用点)が可能になるのです。
尚、レバレッジがうまく作用していることをレバレッジが効いていると言います。
レバレッジを使えることが、同じ外貨を対象とする円キャリー投資である外貨預金と決定的に異なるFXの特徴と言えます。
ただ、レバレッジはこのような大きな利益を生む可能性もある半面、レバレッジの倍数を多くすればするほど、投資リスクも増大することを忘れてはいけません。
何の歯止めもなければ、投資家は甚大な損失を計上することもあり得ます。
そこで、FX取引では、損失額を限定するために、ロスカットシステムを導入しています。
ただ、このシステムによっても、取引可能な証拠金維持率を日時するため、追証(おいしょう)と呼ばれる新たな資金の投入を迫られる場合もあります。
この点をもって、FX取引は、ハイリスク・ハイリターンな投資と言われますが、レバレッジを低く設定し、通貨ペアに生じる金利差から生じるスワップポイントを利益獲得手段として重視すれば、それほどハイリスクな投資とも言えません。
FXの初心者はまず、レバレッジ2倍から3倍に抑えて、より確実と思われる投資スタイルを行い、十分自分の投資スタイルが確立され、資金に余裕のできた段階で、例え損失が出ても、授業料として看過できる位の余裕投資がお薦めです。

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