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FX取引のリスクとその対処方法その4

6.テロや内乱、戦争、政権交代によるリスク FX取引を開始した時点では、安定しているかに見えた国でも、新興国の一部には、テロや内乱、戦争、さらに、その国の政権交代に伴う政策変更が、通貨に大きな影響を及ぼすことがあります。
例えば、それまで自由主義国の一翼として親米国主義政策をとっていても、ナショナリズムの台頭から生まれ反米国主義政権では、大きな政策変更の可能性があります。
経済制裁を受ける可能性も否定できません。
また、公表された各種経済指標が、投資家の折り込み済みの範囲を大きく逸脱していれば、為替相場は、短期間のうちに大きく変動し、FX投資においても不測の差損を出すこともあります。
このような各地域の政治的なリスクを地政学的リスクと言いますが、このようなリスクを回避するには、政治や経済が安定した通貨を主な取引対象にすることです。
ただ、政情に若干の不安がある国でも、これらの国の多くは金利が高く、また、為替レートの変動幅が大きいという事は、為替レートの変動における差金取引で利益を得るFX投資では、むしろ大きなリターン獲得のチャンスとも言えます。
そこで、FX投資に際しては、先ず、先進国等の安定通貨の運用でFXに慣れてくれば、多少冒険して、授業料と思える範囲でこれらの国の通貨に投資するのもよいのではないでしょうか。
7.決済できないリスク FXの対象になる通貨は、米ドルやユーロといった世界的に流通量が膨大なメジャー通貨だけではありません。
取引量が少ないマイナー通貨と言われる通貨もFX取引の対象として各FX取引会社は用意しています。
ただ、これらの通貨は流通量が少なく、市場参加者の数も少ないので、自分が決済したい時に、買う投資家がおらず、決済できないリスクがあります。
投資商品では、自分が売りたい時にすぐ買い手が見つかり、現金化できることを「流動性が高い」と言いますが、マイナーな通貨は、流動性が高いとは言えず、流動性のリスクを抱えていると言えます。
FX取引でこのようなマイナー通貨の選択には、資金力に余裕をもち、多少の流動性の低さを気にする必要がない場合に限るのが良いのではないでしょうか。

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