FXイメージ

通貨需給と景気変動の関係

バブル経済以後、日本経済は失われた20年と称され、景気回復が遅れ、その上、世界経済を震撼させたリーマンショックも重なって、デフレの大きなうねりに巻き込まれたままでした。
政権交代後は、アベノミックスの3本の矢の1つである金融緩和政策で株価の上昇が起こり、経済指標も景気回復傾向にあることを示しています。
ただ、景気回復と通貨の強さはあまり関連性が見いだせないというのが、一般投資家の実感でなないでしょうか。
通貨の需給と景気動向に関連はあるのでしょうか。
この点、景気が上向けば、企業収益が拡大し、株式市場が活況を呈して海外からの投資が拡大します。
世界的各付け機関であるムーディーズやS&P社の投資判断が引き挙げられると世界の投資家マネーが日本株式市場に投資され、資本収支の黒字が大きくなります。
多少のタイムラグ(好景気で輸入が増え、経常収支が一時的に悪化して円安になる)はあるものの、好景気になれば需給が好転して通常は円高傾向になります。
また、これとは逆に、景気が悪化すれば、在庫が拡大して輸入が減少し、また、海外資金が株式市場等から引き揚げられるので、その国の通貨価値は下落します。
日本の経済の特徴は、工業加工品等の付加価値の高い製品の輸出と国内経済では、企業が設備投資にどれ位資金を注入しているかに重点が置かれることです。
尚、アメリカは、一般消費者の動き(消費動向・消費額)が経済を読むキーポイントになります(消費主導型の経済)。
そこで日本円の為替相場に大きな影響を与える要因は、アメリカや、いまや世界第2位の経済大国に成長した中国、また、成長著しいアセアン諸国(東南アジア緒国連合)の経済状況と言えます。
世界の基軸通貨は米ドルですが、例えば、アメリカの消費動向が好転し、日本からの輸出が増加すれば、アメリカからドルで支払いを受け、その資金が円買いに回り、円高に進むのが通常の円とドルの関係です。

MENU

Copyright(C) 2010 外国為替.com All Rights Reserved.